院長のブログには、線維腺腫や乳腺痛、ホルモン剤に関する記事など、詳細に解説した記事があります。読んでみてください。
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検査の中心はマンモグラフィと超音波検査(エコー)です。マンモグラフィは石灰化病変の描出に優れており、乳房全体を客観的に評価することができます。エコーはマンモグラフィに写りにくい乳腺組織の中に隠れた、触れることができないくらい小さなしこりを見つけるのに役立ちます。さらに、エコー装置に内蔵されたエラストグラフィを用いれば、しこりのかたさも測定できます。
乳がんの最終的な診断は、エコーなどを見ながら針を刺して細胞や組織を採取し、顕微鏡で確認した結果にもとづいて判断されます。
細胞を採取する場合は比較的細い針を使用し、組織を採取する場合は専用のやや太い針を使用します。
手術は乳房や周囲にあるがんを取り除くための重要な治療ですが、手術だけで根治することは難しいとされています。乳がんは全身病と言われており、乳がんと診断された場合はすでに全身に微小な転移があるといわれています。
そのために非浸潤がんを除いて手術後に全身に対しての治療が必要です。顕微鏡でがんの性格を調べて、その人にあった抗がん剤、ホルモン剤を組み合わせて治療を行うことになります。また抗がん剤を手術前に行うこともあります。しかし、大きさが1cm以下の"超"早期乳癌で発見されれば10年後の再発率は低く、以後の再発が極めて稀です。
超早期乳癌であれば良好な経過が期待できます。そのため、できるだけ早い段階で発見し、適切な治療につなげることが大切です。
主な手術方法には、がんのある部分を部分的に切除する「乳房部分切除術」と、乳房全体を切除する「乳房全切除術」があります。
現在はがんの部分を部分的に切除する乳房温存手術の割合が、乳房を全部切除する手術より多くなっています。判断の間違えがなければ、手術方法によって生存率に差がないと考えられています。施設によって違いますが、50%以上は温存手術を行っています。ただし、3センチ以上、広範囲に乳がんが広がっている場合、乳がんを2箇所以上認める場合、放射線治療ができない時は、乳房部分切除術は推奨できません。
最適な手術方法は、病変の大きさや広がり、乳房の大きさなどを踏まえて検討します。
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